オランダのインテリアブランド「DeVorm(デフォルム)」。
リサイクルPETボトルから生まれる「PET Felt」で知られるDeVormですが、
そのものづくりはPET Feltだけにとどまりません。
木製家具にも、素材を活かし、必要なものだけで構成するというDeVormらしい考え方が息づいています。
今回は、Kaska、Rove、Hale Woodenの3つのウッドコレクションをご紹介します。

デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動するデザイナー、Thomas Bentzenが手掛けた「Kaska Wooden Stack Chair」。
一見すると、とてもシンプルな木製チェア。
しかし、そのシンプルな佇まいの中には、コントラクト空間での使いやすさを考えた細かな工夫が込められています。
座面と背もたれにはオーク突板仕上げのプライウッド、脚部には無垢のオーク材を使用。
後脚から背もたれへと自然につながるラインや、座った際に脚への圧迫を軽減する緩やかな座面の前縁など、
ひとつひとつのディテールが機能につながっています。
重量はアームレストなしで約4.4kg。
スタッキングにも対応しているため、ミーティングスペースやカフェ、レストラン、セミナールームなど、
人数や用途によってレイアウトが変化する空間にも適しています。
仕上げはClear、Brown、Blackの3色。
木そのものの表情を活かしながら、空間のテイストに合わせて選択できます。
Jörg Bonerによってデザインされた「Rove Wooden Chair」。
この椅子の特徴は、その独特な構造にあります。
一般的な木製チェアのようにフレームを組み上げるのではなく、
座面そのものを構造の中心とし、脚と背もたれをつなぐ設計を採用。
12mmのプライウッドから成形されたシェルが、デザインと構造の両方を担っています。
必要以上のフレームを使わないことで、素材の使用量を抑えながら、強度と軽やかさを両立。
背もたれには適度なしなりがあり、ミニマルな外観からは想像しにくい、柔らかな座り心地を生み出します。
重量は約4.9kgで、スタッキングも可能。
仕上げはClear、Brown、Blackの3色。
主張しすぎない薄いプロポーションは、家具そのものを目立たせるのではなく、空間やそこにいる人を引き立てます。
会議室やワークスペースはもちろん、ホスピタリティ空間などにも取り入れやすい一脚です。
DeVormを代表する「Hale」シリーズ。
PET Feltモデルに加えて、木の自然な表情を取り入れた「Hale Wooden Collection」も展開されています。
オーク突板仕上げのプライウッドと細身のスチールフレームを組み合わせ、木の温かみと軽快で現代的な佇まいを両立。
Stack Chairをはじめ、Counter Stool、Bar Stool、Lounge Chairまで幅広くラインナップしています。
スチールフレームはRALカラーでの指定にも対応し、さまざまな空間に合わせたコーディネートが可能です。
Kaska、Rove、Hale Wooden。
同じ「木」を使用しながら、その表現方法はそれぞれ異なります。
Kaskaは、必要な要素だけで構成された機能的なデザイン。
Roveは、従来の木製チェアの構造そのものを見直すことで生まれた、新しい軽やかさ。
Hale Woodenは、木とスチール、そしてカラーを組み合わせることで生まれる空間への柔軟性。
共通しているのは、素材の特性を活かし、構造や機能へとつなげていることです。
DeVormが使用する木材は、西ヨーロッパの責任ある森林から調達されたFSC®・PEFC認証材。
素材の使用量を抑えながら、強度や耐久性を高める設計にも、環境への配慮が息づいています。
素材の可能性を引き出しながら、現代の空間に必要な機能とデザインを形にする。
そこには、DeVormが一貫して大切にしているものづくりへの姿勢があります。
DeVormの製品ラインナップや仕様については、カタログ・資料をご覧ください。
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