Florence Knoll

Florence Knoll (フローレンス・ノル) Knollに大きく貢献したアメリカの女性デザイナーであり、Knollの創業者ハンス・ノルの妻。 1917年、ミシガン州に生まれ、早くから建築に興味を持ち、クランブルックに隣接するキングスウッド・スクールに入学。 このときにエリエル・サーリネンと出会い、サーリネン家の知的な生活環境で建築や美術に触れ、後に開花する類まれなるデザイン力と、先駆者となるキャリアの基礎を積み上げていきました。 クランブルック美術アカデミーで建築を勉強し、卒業後ロンドンへ留学。その後、イリノイ工科大学へ入学し、ミースに師事。この学生時代の広い交友関係が、後のKnollに大きな貢献をもたらすこととなります。 1941年にニューヨークへ戻り、グロピウス、ブロイヤー、ミース等、20世紀の偉大な建築家のもとで勤務。この頃にハンス・ノルと出会い、1946年、二人は結婚。 優れたデザインスキルを持つフローレンスと、ビジネス感覚、セールスに長けているハンス。この2人のペアによって、Knoll社はデザインで影響を与える国際的な企業へと成長し、アメリカンモダンファニチャーのリーディングカンパニーとしてその地位を確立しました。 1947年、カバーリング部門「Knoll Textiles」を設立。Knoll社は、インテリアにおける商用テキスタイルのニーズに応えた最初の企業となりました。業界のパイオニア的存在として、初期からKnollを支え続けてきたフローレンス。Knoll、そしてアメリカモダンの成長における彼女の貢献は計り知れません。